アラフィフさばいばる日記

アラフィフ、息切れ中。なんとかまともに生きようとあがいてる日々の記録です

「年齢的なもの」による足の痛み

1年ほど前のことになるが、足が突然あちこち痛くなった。

まず、外出中に右足指の裏が突然痛くなり、歩行困難に。外出を控えて様子をみると楽になるが、外出するとまた痛むので、形成外科を受診した。そこで「モートン神経腫かも」と言われた。

治療法は注射や手術と言われたが、不用意に足の神経をいじってはならないと警戒心が湧いてきたので、他の足裏専門のクリニックを探して再受診した。

そこで言われたのが、「これはモートン神経腫ではないですね」。何らかの名前のついた症状はなかったが、治療として足裏のマッサージをされ、自宅でも行うようにと指導を受けた。原因もはっきりしたものはなく、強いて言うなら「年齢的なもの」。

同時に、幅の狭い靴はもう履かないように、と言われた。ハイヒールはもちろん、スニーカーでも、とにかく足指が靴に接しているものはよろしくないとのこと。薦められたのは3E幅の靴。あー、もうヒールや華奢な靴でお洒落はできないんだな・・・とちょっと悲しくなった。

この頃は外反母趾や疲れるという理由からとっくにフラット靴を愛用していたが、冬のブーツなどはやはりある程度ヒールがある方がスッキリ見えるし、バレエシューズのような華奢な靴を履きたい時もある。それにだいたい、幅広の靴って、ダサいじゃないですか・・・おばあちゃんとかが履いてるような、アレ??

しかし意識が向くとちゃんと必要な情報は手に入るもので、これまで素通りしていた店が、実は3E専門の靴屋だと分かった。デザインもベストとは言えないが許容範囲だし、お値段も高過ぎない。ここで2足買い求め、その後も月に一度通院すること3ヶ月、すっかり足は痛まなくなった。手術なんて受けないで、本当によかった。

 

足裏はどんどん良くなるのに対し、この頃足の他の部位にも支障が出ていた。ふくらはぎとか太ももに痛みが出るのだ。

これも形成外科で診てもらいエコーで検査してもらったが、問題なし。原因も「強いて言うなら年齢的なもの」。出たよ、「年齢的なもの」。

治療らしいものはなかったが、その代わり併設のリハビリ施設で理学療法士さんの指導のもと、筋トレとストレッチの指導を受けることになった。

私の太ももの筋肉は、皮膚のしたでうまく伸び縮みができていないらしく、膝を曲げると太ももの裏の皮膚にシワが寄るようになっていた。普段私は運動らしい運動をしていない、さもありなん。そこで太もも裏の筋肉のストレッチを行い、同時に踵を上げ下げしてふくらはぎの筋肉を鍛えることを指導された。自宅では筋トレだけの時間を取るのが面倒なので、ふくらはぎの筋トレは歯磨きとドライヤーで髪を乾かすときにやると決めた。続けていると、ただ突っ立って歯磨きしているとムズムズするようになったので、習慣付けに成功したと思う。

リハビリは2ヶ月ほど通って自宅でも続けた結果、足の不調はなくなった。

足裏のマッサージにしろ、ストレッチにしろ、つまり年齢が上がると筋肉が硬くなるのでそれをほぐす必要があるということがこの数ヶ月で分かった。そういえば齋藤孝さんも著書の中で書いておられた、「50歳以降には身体の柔軟性が大事、身体を動かせ」と。

そう言えば最近、いろんなことが億劫になっている流れでストレッチをサボっていたら、ギックリ腰になった。また習慣に戻さねば。

 

「年齢的なもの」には身体の柔軟性が大事。たぶん、心にも。